ドライバの入れ替えやBIOS更新、Wifiパッチ適用、ファクトリーリセットも試したが結局うまく行かず、UbuntuをインストールすればWifiは通常通り使えたが最終的に使用頻度が下がり、押入れにしまったまま放置されていた。
ドンキの19,800円7インチUMPC「NANOTE」(ナノート)世界最速レビュー
先日、ドン・キホーテが19,800円のUMPCを発売したという記事を見て久しぶりに起動してみたが案の定Wifiに繋がらないままであった。
新しい解決策がないかとなんとなくGPD Pocket Wikiを見ているとChromium OSの非公式ビルドが存在するということだったので試してみることにした。
Bluetoothは動作しないらしいがWifiもオーディオもLinuxアプリケーションも動くしwindows10と比べてブラウザが高速になる上にバッテリーも長持ちするらしい。
公式のダウンロードページからイメージをダウンロードしつつ
GPD PocketのBIOSをLinux用のものに更新する必要があるのでこっちもダウンロード。
ダウンロードしたBIOSはファイルを解凍してupdate-win.batをGPD Pocket上で管理者として実行。
PASSと表示されれば更新完了、GPD Pocketを再起動する。
失敗した場合にシャットダウンすると文鎮化する可能性があるらしいのでその場合はPASSと表示されるまで何度も管理者として実行し直す必要があるらしい。当方は一発でPASSした。
ChromeOSリカバリツールをchromeにインストールし、起動
ダウンロードが完了したイメージファイルのchromiumos_image.binを開く。
インストールメディアの選択画面になるのでPCに8GB以上のデータが消えても問題ない適当なUSBメモリを挿入して選択。
次へをクリックして今すぐ作成ボタンからインストールメディアを作成する。
インストールメディアが完成したらGPD Pocketの電源を切って、インストールメディア入ったUSBメモリを挿入。
Escキーを押し続けながら電源を入れてBIOSメニューを表示させ
USBメモリを選択してブート
起動したらセットアップウィザードに沿ってインストールをすすめる。
LiveBootでwindows環境そのままに試すこともできる。
本体にインストールする場合はようこそ画面でFn + CTRL + ALT + 2を押してShellに入る。
「sudo / usr / sbin / chromeos-install –dst / dev / mmcblk0」
を入力してEnterを押す。
Yキーでインストールに同意し、数分待つとインストールが完了。
インストールが完了したら電源ボタンを押してGPD Pocketを再起動させる。
デフォルトの画面の向きは縦向きになっているので設定からディスプレイの向きを90度回転させる。